ファーガス・フィーリー「Everything is here」

2018. 10. 28 Sun - 11. 25 Sun

Opening reception : 10. 28 Sun 13:00 - 16:00
※オープニングレセプション終了後も、17時まで営業しております。

ファーガス・フィーリーは、1968年生まれ。ベルリンとヘルシンキを拠点に制作活動を行います。
代表的な展覧会にダグラス・ハイドギャラリー(ダブリン)での個展、ウォーカー・アートセンター(ミネアポリス)で開催された絵画のグループ展「ペインター・ペインター」、ダラス美術館で開催された「コンセントレーション」展、日本では東京オペラシティアートギャラリーにて開催されたグループ展「アートがあれば 2」にて作品が紹介されています。

ファーガス・フィーリーの過去に発表された絵画と同様、本展覧会では一貫して控えめで、しばしパレット面には、繊細で穏やかな表情を見せています。
これらの新しい絵画の上で起こっている、単一の彫刻や紙面上での作業は、遊び心と不安の欠如によって特徴づけられます。歴史的な画家の作品の形態で遊んでいる同時代の作品群とは区別されますが、それほど実験的ではないにしろ何年もの間、抽象絵画と向き合い描く行為を通して苦労の末に生み出した独自のヴォキャブラリーがあります。この作品について語られることは、繰り返し使われる形や戦略が現れ、新しい発展と強烈な性質の両方をもたらし自信へと結びついているのです。