有馬かおる
「Face of a human」

2015年4月19日(日)- 5月24日(日)
オープニングレセプション(サンデーブランチ)4月19日(日)13:00-16:00
オープニング当日は日曜の通常営業時間通り17時までとなっております。
※ゴールデンウィーク中の休廊日:4.29 / 5.3 - 5.6

この度、MISAKO & ROSENでは、有馬かおるの2度目となる個展「Face of a human」展を開催いたします。
有馬かおるは1969年愛知県生まれ、現在は千葉を拠点に制作活動を行っています。2000年代のはじめに、ウォーカーアートセンター(ミネアポリス)で開催された「How Latitudes Become Forms」展(2003年)や、世界で最も歴史のあるアニュアル展覧会「第54回カーネーギーインターナショナル」(ピッツバーグ)に出展するなど国内外でも活躍してきました。日本では、2003年にワタリウム美術館で個展を開催する他、2007年に水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された「夏への扉 マイクロポップの時代」水戸芸術館現代美術ギャラリーや2012年に東京のアーティストランスペースXYZ Collectiveが企画した「Family Affiar」に出展しています。
最近では、2013年にはオランダのクンストハーレアーメルスフォートKadeで開催された「Now Japan」に出展、2015年にアメリカのアーティストランスペースQTが企画したニカラグア共和国で開催された「Rainbow」に出展した他、今年渋谷ヒカリエで開催された「I'm sorry please talk more slowly」展で紹介されています。

有馬かおるは、この数年間の間に現代絵画に影響をうけ、独自の解釈により実験的な絵画制作を続けてきました。
ドローイング作品に見られる特有のくつろぎ感のある印象から、絵画作品においては色彩やタッチにより強い構造的な解釈を感じさせます。一連の歴史的絵画の流れの中に、レンブラントの黒、ピカソのキュビズム、ウォーホールのレイヤーがあるように、有馬の絵画方式もあらゆる可能性を示唆しています。偶然できたシミや版のズレが起こす未完の状態、時間がたった絵の具の表情など、絵画は常に進化しているのです。描かれた人間の顔からは、感情的な表現が薄らいで行き、淡々としたアプローチに変わっています。

アーティストの詳細ページはこちら >>
[ 過去の展覧会 ]
「猫の消えた日常、線装する獣」(2012)

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