ジョン・リーペンホフ「Time Being」
2025.6.28 Sat - 7.27 Sun
展覧会会場 :MISAKO & ROSEN(1F) + Fig.(2F)
オープニング・レセプション : 2025.6.28 Sat 16:00-18:00 (beer party)
「The John Riepenhoff Experience」参加アーティスト:
水上愛美、ガブリエル・ハートリー、岡田理
「Handler」参加アーティスト:
長谷川繁
MISAKO&ROSENは、アーティストランスペースFig.とのコラボレーションにより、ジョン・リーペンホフの2度目の個展を開催いたします。リーペンホフはミルウォーキーを拠点に活動しているアーティストで、展示スペース「グリーンギャラリー」のオーナーであり、ミルウォーキーのダウンタウン地区で公共彫刻を毎年展示する非営利団体「スカルプチュアミルウォーキー」のエグゼクティブディレクターも務めています。ニューヨークのホイットニー美術館やベントンビルのクリスタル・ブリッジズ美術館をはじめ、各地の美術館での展覧会にも参加しています。
Fig.では、リーペンホフの初期のプラクティスと現在進行中の関心事を反映したコラボレーションシリーズを発表します。水上愛美、ガブリエル・ハートリー、岡田理の3名のアーティストは「ジョン・リーペンホフ・エクスペリエンス」と名付けられたミニチュアギャラリーで絵画と彫刻からなる小作品を展示します。長谷川繁は1点の絵画作品を、リーペンホフによる「ハンドラー」として知られている装置(ジーンズを履いたリーペンホフの足からなる彫刻作品)を介して展示します。
MISAKO&ROSENでは、リーペンホフによるSky Paintingシリーズの最新作を展示します。このシリーズは、薄暗い戸外での夜空観察に基づいて制作された以前の絵画作品群に根ざしています。最新作となる展示作品は、時間をかけ一連の空を観察し、それらを直感的でありながら体系的に構成されたパターンと色彩として抽出し、提示しています。「Time-Being」と題された本展は、空を見つめるという行為が持つ、怠惰の創造的性質と、時間に浸り時間を意識することで経験される真の人間的性質の両方を示唆しています。メタレベルでは、本展には2つのデコイ(おとり)も含まれています。それは、今までも繰り返し登場しているフクロウと、新たに登場する動物である猫をモチーフとしたセラミック彫刻です。
協力: Hagiwara Projects, Satoko Oe and 4649.