J・パーカー・ヴァレンタイン「NODE」

2014年6月15日(日) - 7月13日(日)

オープニングレセプション(サンデーブランチ)6月15日(日)13:00-16:00

この度、MISAKO & ROSENではJ・パーカー・ヴァレンタイン「NODE」展を開催いたします。
J・パーカー・ヴァレンタインは1980年テキサス州、オースティン生まれ。現在は、ニューヨークとロサンゼルスを拠点に制作活動を行っています。
ドイツのランゲン財団にて6月29日まで個展が開催されています。

これまでの主な展覧会は、セントルイス現代美術館(ミズーリ州)、オースティン現代美術館(テキサス州)、MAN美術館(ヌオロ、イタリア)、マリーニ美術館(フローレンス、イタリア)。
また、ニューヨークのニューミュジアムのコミッション企画に参加するなど、アメリカ、ヨーロッパにて紹介されています。
日本国内では、2010年にタカイシイギャラリー(京都)で個展。2013年には東京のアーティストランスペースXYZ Collectiveにて開催の「脱獄、囚われ」展に出展しています。

ヴァレンタインの作品は、現代美術の分野の中でもっとも現代的なやり方で物語性と表現の要素を含んだ作品を制作します。
ドローイングや、彫刻、映像、写真など実験的なメディアを多く用い、美を的確に見極めようとするさまは、現在の美術に対して抵抗的な内容を主張しているようでもあります。抽象的にも見える描写の向こうには、何か具象的なアイデアがあります。描写と作品の意図が異なる表現方法は、ありふれた美術の表現とは完全に異なるのです。スタンバーグプレスより出版されたヴァレンタインの本の中で、作品についてニューヨークのスカルプチャーセンターのキュレター、メアリー・セルッティ氏とポルトガルのセラルベス美術館のディレクター、スザンヌ・コッター氏がテキストを寄せています。