here’s why patterns
2008年6月14日~7月13日
ジョシュ・ブラックウェル、ファーガス・フィーリー、ルース・ラスキー、南川史門
here’s why patterns, here’s why patterns
2008年7月29日~8月31日
リチャード・オードリッチ、トレバー・シミズ、ジェニファー・ウエスト
MISAKO & ROSENは、第一回グループ展「here’s why patterns」および第二回グループ展「here’s why patterns, here’s why patterns」を開催致します。
この二連の展覧会は、モートン・フェルドマンの1978年の楽曲「why patterns」というタイトル/問いかけを出発点とし、その文字通りの抽象化と反復に重点を置くものです。
「here’s why patterns」参加作家:
ジョシュ・ブラックウェル、ファーガス・フィーリー、ルース・ラスキー、南川史門
ジョシュ・ブラックウェル(1972年アメリカ生まれ、ニューヨーク在住)は、ファッションの視覚的言語(時には素材そのもの)を用い、アートというコンテクストの中で、さらなる抽象性を追求します。
ファーガス・フィーリー(1968年アイルランド生まれ、ダブリンおよびシュトゥットガルト在住)のペインティングやドローイング、オブジェは、彼の内面を控えめに表現したものです。これらの作品は、壮大な、あるいはささやかな主題を、アート/抽象化を通じて、理解するために機能しています。
ルース・ラスキー(1975年アメリカ生まれ、サンフランシスコ在住)の織物と水彩画の習作は、日常におけるアート/抽象の意味/場所を、あらためて主張します。
東京での日々の生活体験に根付いた南川史門(1972年東京生まれ、東京在住)の作品は、現代文化とアートの関連性を描き出しています。
「here’s why patterns, here’s why patterns」参加作家:
リチャード・オードリッチ、トレバー・シミズ、ジェニファー・ウエスト
リチャード・オードリッチ(1975年アメリカ生まれ、ニューヨーク在住)の描く足跡やしぐさは穏やかで、その主の実際の姿と対照をなし、両者の間には、抽象の間が生じています。
トレバー・シミズ(1978年アメリカ生まれ、ニューヨーク在住)は画材を使って、日常における絵画の位置付けをユーモラスに分析します。
ジェニファー・ウエスト(米国生まれ、ロサンジェルス在住)の映像で、日常は、自身を素材として蘇ります。彼女の実験映像は、素材をマリネし、炙った後、デジタル転送したイメージを投射することによって完成しました。