廣直高「四肢、解剖学、美しい眺め」
2024.12.14 Sat - 2025.1.26 Sun
Opening reception: 12.14 Sat 14:00 - 18:00
Winter Holidays: 12.23 Mon - 1.7 Tue
MISAKO & ROSENは、5回目となる廣直高の個展「四肢、解剖学、美しい眺め」展を開催いたします。廣直高は1972年大阪生まれ、現在はロサンゼルスを拠点に制作活動を行っています。 近年、廣が参加した公的機関・美術館での展覧会に、「What It becomes」ホイットニー美術館、ニューヨーク(2024/25)「Paintings Painting」ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク(2024/25)、「Shadow Tracer」アスペン美術館、コロラド(2022)、「New Abstracts : Recent Acquisitions」ロサンゼルス市美術館(LACMA)、ロサンゼルスなどがあります。また廣の作品は、アートウィーク東京(2024年)が主催し、森美術館のキュレーター片岡真実氏が手がけた大倉集古館での展覧会「大地と風と火と:アジアから想像する未来」に出品されました。
「四肢、解剖学、美しい眺め」は、廣のこれまでのキャリアにわたる実践と一致しており、身体 – 彼自身の最も一般的で不可知性と、媒介されたイメージによってもたらされる理解の可能性を考慮しています。3 つの大規模な作品 (2 つはキャンバス、1 つは木製パネル) を展示する本展覧会において、廣は次のように述べています。
展示タイトル「Limbs, Anatomy, Grandview (四肢、解剖学、美しい眺め)」は、 展示される3作品の各タイトルを包括している。「四肢」はキャンバスに展開される身体の位置や動きに言及する。「解剖学」は自分の動きや位置を示すため、インフォグラフィック(解剖図や地図など)のようなプラクティカルな色分け作業に焦点を当てている。一方、「美しい眺め」は作者の主観的視点と、制作中にキャンバスに覆われて観察した私的な風景を反映しており、作品制作中の視点と経験が凝縮されている。