プレビューオープン
11月28日(火)から12月10日(日)までプレビューオープン展を開催いたします。今後展覧会を開催予定のアーティストの作品をご覧いただくことができます。
持塚三樹 Miki Mochizuka
1974年静岡県生まれ。現在も静岡県にて制作活動を行っています。
持塚三樹の作品は、生命の強さや暗闇の中に見える光といったテーマをダイナミックな描写で表現されています。絵の中に出てくる蝶や、天に向かってのびた鹿の角は森を守る象徴として描かれています。いくつものイメージが同じカンバスの中で重ね合わさっているのは、世界には、いろんな人のイメージがいろんなところで重複しているという作家の視線でもあります。
2007年9月Misako & Rosenにて個展開催予定。
ネイサン・ヒルデン Nathan Hylden
ネイサン・ヒルデンは1972年ミネソタ生まれ。現在はロサンゼルスを拠点に制作活動を行っています。主な展覧会にロサンゼルスマーク・フォックスで開催されたグループ展「Pacing」や「The Swan Is Very Peaceful…」リチャード・テイエズ・ファイン・アーツなどがあります。近年、若手アーティストとして注目されつつあります。並置された白黒のストライプにスプレーされたペインティングは抽象絵画から引用されています。コラージュ作品やペインティングも組み合わせによってずれた構造が強調されています。絵の基本的な構造に見る者の注意を要してしまうというこの行為がミニマリストのルール的なものを覆す効果をもたらしているのかもしれません。
2007年冬にMisako & Rosenにて個展開催予定。
廣直高 Naotaka Hiro
1972年大阪生まれ。アメリカで美術を学んだ後、ロサンゼルスを拠点に制作活動を行っています。廣直高は、時間や人間が持つ根本的な機能に焦点をあてたような作品を常に生み出しています。見たり見られたりといった行為や人間が遭遇する状況を印象深いイメージで表現しています。
2007年初夏Misako & Rosenで個展開催予定。
南川史門 Shimon Minamikawa
南川史門は1972年東京生まれ。1991年から1994年まで多摩美術大学デザイン学科で学んだ後、一貫して絵画制作を続けてきました。現在も東京を拠点に制作活動を行っています。南川の作品は、彼の日常に存在する様々な対象を冒険的なアプローチで表現しています。実際の人物であったり物であったり、はっきりしない物まで、彼の目に留まったあらゆる対象は絵画というメディアを意識しながら表現されてゆきます。
2006年12月18日よりMisako & Rosenにて個展開催予定。また韓国のソウルのLoopにて日韓中のアーティストによるグループ展に参加予定。
Maya Hewitt マヤ・ヒュイット
1981年 ロンドン生まれ。現在もロンドンを拠点に制作活しています。マヤ・ヒュイットの作品には、イノセントの中に見え隠れする人間のダークな姿が描かれます。壮大なスケールによって表現されるペインティングのインスタレーションに出現するファンタジックな空間に人間やマヤ・ヒュイットが常に描き続ける動物たちが共存しています。等身大に近いインスタレーションを前に見る者は現実と非現実の狭間で人間の持っている特異な性質について考えさせられるのです。
2007年2月12日から3月11日までMisako & Rosenにて個展開催予定。現在日本で制作中。