茂木綾子「Beyond Beyond」

2010年3月7日(日)- 4月4日(日)
オープニングレセプション(サンデーブランチ) 3月7日(日)11:30-15:00
※オープニング当日の営業は17:00までですのでご注意下さい。

MISAKO & ROSENでは3月7日(日)〜4月4日(日)茂木綾子「Beyond Beyond」展を開催いたします。茂木綾子は1969年北海道生まれ。1992年にキャノン写真新世紀展にて荒木賞を受賞。1997年ドイツミュンヘンに渡り、2006年よりスイスのラコルビエルを拠点に制作活動を行う。またスイスにて「Laboratoire Village Nomade」アートプロジェクトの企画も手がけ、2009年12月からは、拠点を兵庫県の淡路島に移し制作活動を開始。「Laboratoire Village Nomade」も「ノマド村」として淡路島に拠点を移す。

近年は、映画・映像作品のプロジェクトを行っており2002年製作の「風にきく」はスイスニョン国際ドキュメンタリー映画際にて特別賞を受賞する他、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画際、台湾国際ドキュメンタリー映画際に出品しています。2009年に公開されたドキュメンタリー映画「島の色静かな声」は、第21回東京国際映画祭 natural TIFF部門に出品されました。

茂木綾子の作品は主に日常の中の非日常といったような実際の対象をとらえながらも実態のないような空気が表現されています。そう感じるのは、言葉でこそ言い表せない日常の曖昧な雰囲気を茂木の多くの写真が語ってくれているからでしょう。この場合、詩写真とも言えるのかもしれませんが、あえて言えば素のままをアーティストの目線で美しく表現できるという写真の持つ根本に辿りつく事ができます。この要素は茂木綾子自身が制作したドキュメンタリー映画「島の色 静かな声」の中でも表現されています。描写も素の物の美しさに言及した構成ですが、茂木自身の持つライフスタイルやコンセプトにも関係しています。

写真というジャンルが現代美術の枠組みで重要な位置を獲得した現在、写真も様々な方法で表現されてきました。日本では、1990年代にキャノン写真新世紀で注目された多数のアーティストが写真家としてデビューを飾りました。茂木も1992年にキャノン写真新世紀にて荒木賞を受賞した事をきっかけに注目されるようになりました。しかし彼女は、90年代にドイツへ渡りまたスイスへ移住し、今年日本の淡路島へ移り住むという道を辿りました。アーティストとして辿ったこの道は彼女の写真作品の中で日常としてまた、記録とは違った経験のような形で温かく表現されています。

今回が本格的な日本での初個展となります。新作写真作品約20点を発表いたします。

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